【共通テスト】倫理政経のおすすめ勉強法＆参考書３選！【京大生が選ぶ！】

センター試験から共通テストになって、何が変わるの？

解答時間

センター試験での、倫理政経の解答時間は「６０分」

共通テストでの、倫理政経の解答時間は「６０分」

このことから、テストが変わっても、試験のボリュームは変わりません。

出題分野

共通テストは、文部科学省が提示している「高校学校学習指導要領」に従って作成されます。

そして、新しい学習指導要領では、「学力の3要素」について以下のとおり定めています。

【知識・技能】

既知の問題を解くための十分な知識・技能のこと。
「知識が重要視されない」ということはない。

【思考力・判断力・表現力】

「知識・技能」を基盤にして、未知の問題に対して解答を見出していく力。

【主体性・多様性・協働性】

「知識・技能」の「思考・判断・表現」を基盤として、答えが1つに定まらない問題に対して、
他者と多様な考え方を協働して、最適解を見出していく力。

➡ そしてこれら3要素をまとめて「生きる力」と定めました。

共通テストでは、このような力が求められることになってきます。

試行問題からの考察

ここからは、今まで２度行われた試行問題から予想される変更点について考察していきます。

かつてのセンター試験では「マークシート方式で解答を１つだけ選ぶ」というものでした。

一方、共通テストではこの形式は大きく変更されます。

マークシート方式なのは変わりませんが、「解答を複数選択する」（この中から正しい選択肢を２つ選べ等）問題が登場してくることになります。

そのため、消去法だけでは対処しきない問題が増加してくると予測できます。

共通テストでは、センター試験よりも、それぞれの単語に関する深い理解が必要になってくることになるのです。

共通テスト倫理政経おすすめ参考書！

大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本

この参考書は、名前からもわかる通り、共通テスト対策に特化した参考書になっています。

いわゆる「黄色本」と呼ばれているものです。　

この一冊を完成させれば、共通テスト対策としては、十分でしょう。

倫理政経という科目、特に倫理に関しては、小難しい哲学など、単語はわかっても、何を言っているものなのかが理解できないことがよくあります。

しかしながら、この参考書はとても平易な文章で説明がなされており、初学者であってもしっかりと理解していくことができます！

ページ数は４４８ページと、ボリュームとしてはかなり多いように思えますが、他の参考書と比べて文字が結構大きく余白も多いため、思うほど、量は多くはないように感じます。

そのため、期間で完成させることができ、二次試験・他教科に多くの時間を割くことができるはずです！

網羅性も高く内容もわかりやすい、非常におすすめの参考書となっています。

《新入試対応》共通テスト政治・経済集中講義 四訂版

この参考書は政経のみの参考書なのですが、あまりにも内容が素晴らしいので紹介させていただきます。

この参考書は、一冊でインプット、アウトプットの両方を進めていくことができるのが特徴です。

分かりやすく簡潔に５０テーマがまとめられており、そのテーマごとに、それぞれチェック問題、チャレンジ問題が収録されています。

そのため、暗記をしたらそのまま実践問題に進んでいくことができ、一気にそのテーマを完成させていくことができます。

ページ数は２５６ページとなっていますが、暗記＋実践までが収録されていることを考えるとかなりまとまった参考書だと言っていいでしょう。

短期間で一気に終わらせるには最高の参考書です。

スタディサプリ

最後に紹介させてもらうのは、スタディサプリです。

参考書ではないのですが、スタディサプリの映像授業を使用すれば倫理政経の学習をとても効率的に進めていくことができます。

スタディサプリ内の「倫理政経共通テスト対策講座」は、１講座１時間半程度の講座が、倫理政経それぞれ１０講座で構成されており、かなり短時間で、倫理政経の全範囲を学習することができます。

この講座を受ければ、共通テストで８０点程度は取れるようになること間違いなしです！

暗記部分に関しては自力でやっていく必要はありますが、全体像をつかむためにもまずはこの講義を受けてきてはどうでしょうか？