
センター試験から、共通テストに変わったことで,文法問題がなくなり長文問題のみの問題構成になったことは多くの受験生が把握していることだと思います。
しかし、ここで問題となるのは『果たして今まで通り、英文法に関して勉強する意味はあるのか?』ということです。
そこで、これからの受験生は共通テストのために英文法を学習するべきなのかについて解説していきます!
共通テストに対する英文法の必要性

共通テスト(英語)の概要
共通テストは、英語リーディング100点、英語リスニング100点の計200点のテストです。
しかし、多くの国公立大学大学は、共通テスト英語の配点を、4:1の比で圧縮するため、筆記200点、リスニング50点だったセンター試験とは、配点に関しては、ほとんど同じだと言ってよいでしょう。
共通テストの英語で大きく変わるのは、その問題構成です。
センター試験ではあった、「発音アクセント問題」「文法問題」が消滅し、オール長文問題に変更されました。
そして、試行問題を見てみても今までよりも格段に分量は増えています。
正直、試験時間中に解き切るのはけっこう厳しいんじゃないかなと個人的には感じました。
また、後半( 5⃣,6⃣ )の文章は、センター試験レベルの文章よりも、難易度が上がるようですので、長文問題に対して「速く、正確に」読み進めていく力が必須となります。
共通テスト対策としての英文法に対する取り組み方
では、オール長文問題となった共通テストに対して、受験生はどのように対処していけばよいのでしょうか?
その答えは、「実用的な文法を身に着けていく」ということです。
英語学習において、まずは英単語、英文法から取り組み始めることはこれまで通り続いていくことでしょう。
しかし、これからは「文法問題のための英文法」は必要なくなります。
そうではなく、「長文問題のための実用的な英文法」が今までよりも重視されるようになるでしょう。
『長文問題のための実用的な英文法』とは?
「長文問題のための実用的な英文法」というのは、よく学校で配られる「ネクステージ」や「ヴィンテージ」等の参考書に取り組んでも残念ながら、身に着けることはできないでしょう。
今までの文法問題集は、「ほぼ暗記だけすればいい」、熟語集、イディオム集でしかありませんでした。
では、何に取り組むべきなのでしょうか?
僕がおすすめするのは、2つあります!
スタディサプリ英文法の講座
スタディサプリの英文法の講座は、カリスマ講師『関正生』先生が担当なされています。
この講座では、最低限、英語長文を読むために必要な文法事項を一気に解説していってくれます!
文法問題用の「使えない文法」は極力省略されており、「使える文法」だけをまとめて、学んでいくことができるので、英文法はこの講座を受ければ十分身につくでしょう!
構文解釈の参考書
①の後には、「英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版」や「入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
」などの、構文解釈の参考書に取り組みましょう!
厳密には、「英文法」と「構文解釈」は違うものですが、構文解釈の参考書は最低1冊は取り組むべきです。
構文解釈の参考書に関しては、数多くレビューしていますので、そちらも参考にして、どれか1冊にまず取り組んでみてください!
まとめ
これからの入試では、長文を読むうえで「使えない文法」には極力時間を割かず「使える文法」をしっかりとおさえていくことが必須です!
この記事を参考に、受験勉強を効果的に進めていてください!
この記事はここで終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!