
この記事は
受験勉強と部活の両立は可能なの?
という悩みを持った受験生向けの記事です。
今回は、【部活と受験勉強の両立】について、どのように考えていけばいいか僕なりの考えを解説していきます!
目次
部活と受験勉強の両立
高校で部活をやっている学生の割合

上の図から、高校で部活に入っている人は
高1:約80%
高2:約75%
高3:約50%
だということが分かります。
高3生は引退している人も多いことを考慮すると、ほとんどの高校生が何らかの部活に所属していることが分かります。
では、なぜそんなに所属しているかというと、やはり【友達づくり】の面が大きいかなと思います。
ほとんどの人が部活に所属している以上、無所属というのはなかなか厳しいですよね。
そのため、「部活に所属すること」自体はごく当たり前のことかなと思います。
運動部か、文化部か

運動部か文化部のどちらに所属しているのかも大きな違いです。
やはり、運動部は肉体的な疲労やストレスも大きいため、部活後に行う勉強にはかなり支障をきたします。
一方、文化部では(吹奏楽部など一部を除いて)肉体的疲労はほとんどありません。
そのため、同じ拘束時間であったとしても、運動部よりも文化部のほうがはるかに受験勉強には打ち込みやすいでしょう。
ブラック部活を辞めるという決断
「部活に所属すること」自体は良いものですが、その際、入る部活には十分注意しましょう。
ブラック部活に入ってしまうと、その先の高校生活はかなり苦しいものになってしまいます。
しかし、新歓期間というものは非常に短く、入学したての新入生にとってはホワイト部活を判断するのは非常に難しいです。
また、できたばかりのクラスメイトと一緒に入ってしまう人も多いので、断り切れなくて入部ということもザラにあります。
そのため、入ってからの判断も重要となってきます。
もしあなたがブラック部活に入ってしまった場合、もしくは、既に入部してしまっている場合、どうすればいいのでしょうか?
僕個人としては、やめてしまったらいいと思います。
一度部活に入ってしばらくすれば仲の良い友達もできているでしょう。
本当にその部活が好きであれば続けるべきですが、「友達がいるから」といった理由で部に残るのは非常にナンセンスです。
実際、僕自身も高2の時に部活を辞めましたが、その後も部活で一緒だったメンバーとは仲が良いです。
部活を辞めた程度で切れる絆は、本当の絆でしょうか?
自分の人生を何よりも優先すべきです。
部活の引退時期について
部活を選ぶ際、その部活の引退時期も非常に重要になってきます。
例えば、野球は夏の甲子園、サッカーは秋の大会など有名ですが、マイナーな競技であれば、よく知られていないことも多いです。
引退時期が春~夏休み前であれば、引退後から巻き上げていくことも可能です。
しかし、夏休み~冬休みまで続く部活も結構多く、そこからの巻き返しはさすがにほとんど不可能に近いでしょう。
というわけで、引退時期についてはしっかりと把握しておく必要があります。
受験勉強と高校生活の充実との釣り合い
高校生活を楽しむことは、とても大切なことです。
部活だけではなく、文化祭、体育祭など多くの活動があります。
そして高校生でしか楽しめないそんな青春を謳歌し、それらを十二分に楽しむ権利がみなさんにはあります。
しかし、受験勉強との比率をしっかりと保ち続けることも受験を成功させるためにはもっと大切なことだと肝に銘じておきましょう。
自分のキャパシティを見定める
ここまでで
部活をやっていても、志望校に合格した人を知ってるんだけど!!!
と反論してくる人もいるでしょう。
しかし、僕が問いたいのは
だからって、自分にそれが当てはまると思いますか?
ということです。
当たり前ですが、自分と他人は違います。
自分に部活や学校生活と受験勉強を両立させることができると信じられるのであれば、その信念を貫くべきです。
しかし、この記事を読んでいる時点で、あなたには両立への不安があるはずです。
そして、少しでも不安があるならば、ある程度割り切って取り組んでいかなければならないことは覚悟しておきましょう。
両立は不可能。配分を考えるべし。
では、両立できないと思う場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
まず、両立の定義というのは【両方に100%全力で取り組むこと】です。
しかし、ここまでで言ってきた通り、それができる人は限られています。
そこで、一般人には学校生活と学業への力の配分が大切になってきます。
自分には両方に取り組むことは無理そうだと思い、どちらか一方に振り切ってしまうのは危険です。
その時はいいかもしれませんが、後になって絶対後悔するような高校生活になってしまうでしょう。
なので、【ちょうどいいバランス】を見つけることが何よりも大事なのはわかってもらえるでしょう。
そして、その【ちょうどいいバランス】は人によって違います。
3年間のうちに自分に合った【ちょうどいいバランス】を見つけられるように常に意識して生活していきましょう。
ちなみに、僕自身は高1の間は部活に打ち込んでいましたが、高2の中盤で本格的に大学受験を意識し始め部活を辞めることを決意しました。
自分には部活と学業を両立させることは無理だとわかっていたし、今では英断だったなと感じます。
また、部活はやめてしまいましたが、高3でも文化祭・体育祭などにはしっかり参加しましたので、これが自分にとっては【ちょうどいいバランス】見つけられたのだと思っています。
僕自身の成功体験がみなさんにフィットするわけではないのですが、もし良ければ参考にしてみてください。
まとめ
ここまで、部活と大学受験の両立について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
この記事を参考に、自分に合った高校生活を見つけてくれると嬉しいです!
この記事はここで終了です。最後まで読んでいただきありがとうございました!