チャート式って色々な種類があるけど、どれを使えばいいかわからない!
黄チャート、青チャート、結局どっちがいいの?
そんな悩みにこたえるため、この記事では、青チャートと黄チャートを徹底比較していきます!
黄チャート、青チャートのレベルを比較
まずは、両方のレベルを比較していきましょう!
まず、チャート式は問題のレベルが、
1(超基礎レベル)
2(基礎レベル)
3(標準レベル)
4(難関レベル)
5(最難関レベル)
の5段階で表されています。
そして、どのレベルの問題が多く収録されているかで、色が分けられているのです。
黄チャート
黄チャートは、5段階のうち、2~3レベルの問題が多く含まれています。
そのため、黄チャートに取り組むことで、基礎レベルの問題には対処できるようにはなります!
しかし、4~5の問題はあまり収録されていませんので、難問への対策は「黄チャート」では少し厳しいでしょう。
青チャート
青チャートは、5段階のうち、3~4レベルの問題が多く含まれています。
そのため、青チャートに取り組むことで、基礎からある程度の難問までには対処できるようになるでしょう。
しかし、1~2レベルの問題はほとんど収録されていませんので、初学者にはけっこう厳しい内容となっています。
黄チャート、青チャートの分量の違い
次は、分量を比較していきます!
黄チャート
ⅠA・・・480ページ
ⅡB・・・624ページ
Ⅲ・・・368ページ
青チャート
ⅠA・・・568ページ
ⅡB・・・687ページ
Ⅲ ・・・451ページ
となっています。
これを見ると、青チャートのほうが、けっこう分量が多いのが分かりますね!
青チャートのほうが、レベルの高い参考書ですし、分量が多いのも納得でしょう。
黄チャート、青チャートの所要期間の違い
完成までに必要な期間を比較していきます!
上で比較したボリュームから見ていくと、それぞれを完成させるために必要な期間は
黄チャート
ⅠA・・・1カ月半~2カ月
ⅡB・・・2カ月~2カ月半
Ⅲ・・・1カ月~1カ月半
青チャート
ⅠA・・・2カ月~2カ月半
2B・・・2カ月半程度
Ⅲ・・・1カ月~1カ月半
は、最低限必要になってくるでしょう!
黄チャート、青チャートの問題の質を比較
続いては、問題の質についてです!
黄チャート、青チャートの問題の質は、どちらであっても十分高いものになっています。
また、レベル2~3の問題には、共通のものも多いため、「黄チャート」と「青チャート」の両方に取り組もうとするのはおすすめできません!
どちらかの参考書を完璧にすることに努めましょう!
志望校別のおすすめチャート式
志望校別の、おすすめチャート式をまとめました!
黄チャート
黄チャートに取り組むべき受験生は、日東駒専・産近甲龍を目指す受験生、MARCH・関関同立・地方国立大学を目指す「数学の苦手な受験生」です。
このレベルの大学であれば、黄チャートを完璧にすることで、
十分に数学で合格点を取ることは可能です!
しかし、MARCH、関関同立、地方国立大学に限っては、
他に苦手教科があるんです。
というような受験生であれば「青チャート」のほうがおすすめではないかと思います。
青チャート
青チャートに取り組むべき受験生は、MARCH・関関同立・早慶・難関国立大学(神戸・横国・旧帝大など)志望の受験生です!
「青チャート」を完璧にすれば、ほとんどの大学の入試問題に対応できるようになります!
しかし、この場合でも、
数学だけがめっちゃ苦手です。
数学の配点が低いので、数学には時間がさけない!
というような受験生は「黄チャート」から入っていくのも一つの手です!
ここまで、青チャートと黄チャートを徹底比較してきました!
自分に合ったチャート式は見つかりましたでしょうか?
この記事を参考に、受験勉強を効果的に進めていってください!