古文の共通テスト対策は何をすればいい?
センター試験から共通テストに代わったことで、古文の対策は変わるの?
そんな悩みにこたえるため、古文の共通テスト勉強法とおすすめの参考書を紹介していきます!
目次
センター試験から共通テストになって、何が変わるの?
解答時間
センター試験における、国語の解答時間は【80分】
共通テスト対策における、国語の解答時間は【80分】
現代文2題、古文1題、漢文1題の構成に変更はないため、
古文に充てられる時間は【約20分】と大きくは変わらないでしょう。
また、問題量が一気に増加するようなこともないようです。
出題分野
共通テストは、文部科学省が提示している「高校学校学習指導要領」に従って作成されます。
そして、新しい学習指導要領では、「学力の3要素」について以下のとおり定めています。
【知識・技能】
既知の問題を解くための十分な知識・技能のこと。
「知識が重要視されない」ということはない。
【思考力・判断力・表現力】
「知識・技能」を基盤にして、未知の問題に対して解答を見出していく力。
【主体性・多様性・協働性】
「知識・技能」の「思考・判断・表現」を基盤として、答えが1つに定まらない問題に対して、
他者と多様な考え方を協働して、最適解を見出していく力。
➡ そしてこれら3要素をまとめて「生きる力」と定めました。
共通テストでは、このような力が求められることになります。
試行問題からの考察
ここからは、今まで2度行われた試行問題から予想される変更点について考察していきます!
試行問題を解いてみればわかるのですが、
共通テスト古文には、センター試験古文と比べて、かなり変わった点があります。
試行問題では、センター試験では出題されなかった【先生と生徒の対話形式の問題】が出題されました。
そのため、本番の共通テストでも、
【先生と生徒の対話形式の問題】や【図や絵を用いた問題】などの今まで出題されなかった形式の問題が出題されることが予想されます!
また、今後【答えを2つ以上選べ】というような問題も出題されていくでしょう。
共通テスト古文対策におすすめの参考書
読んで見て覚える重要古文単語315
【読んで見て覚える重要古文単語315】は、古文単語帳です。
共通テストでは、古文単語の意味をそのまま聞いてくる問題も多く、
古文単語をしっかり暗記しておくことは必須です!
そのため、一冊は古文単語帳に取り組んでおくべきなのですが、
中でも、この単語帳は非常におすすめです!
古文作品の読解と入試対応の観点から弾き出した必要十分な315語が厳選されており、
見出し語とともに関連語(203語)を学習することで、効率的に語彙を増やすことが可能です。
また、文字で表しにくいイメージ、解説内容の核心部分や補足などを積極的に視覚化されており、
読解的な要素を適宜挿入されているため、
訳語の理解だけでなく、古文に関するさまざまな知識の習得も
この本一冊である程度カバーできます。
是非、取り組みたい一冊です!
富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)
【富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)】はまだ古文初学者から、楽しく取り組んでいける文法の基礎講義書です。
最近改訂されましたので、今までよりもずっと使いやすくなりました。
◆本書の特長(改訂のポイント)
(1) 文法の解説がさらにわかりやすくなるよう、改良・改善した。
(2) 別冊の図版は、より見やすく理解しやすいものに一新した。
(3) 特別補講(第58講)として「和歌の修辞法」を新規収録した。
(4) 別冊巻末には、文法の集大成として総復習ができる「識別」の例文集を新規収録した。
(5) 付属の8cmCDを廃止し、音源は無料ダウンロード方式にした.
基礎と言いつつも、応用的な文法事項まで網羅されており、
文法事項に関しては、
この一冊に取り組めば、かなりの力をつけることができるでしょう!
共通テスト古文 満点のコツ (満点のコツシリーズ)
【共通テスト古文 満点のコツ (満点のコツシリーズ)】はベストセラー【】が共通テスト用に、さらにパワーアップされたものです。
実践問題たった5問のうちに、古文満点のためのエッセンスが凝縮されています。
付録として、古文単語200語や文法の解説などもついており、至れり尽くせりです。
短期間で取り組めるものなので、
一通り、【共通テスト古文 満点のコツ (満点のコツシリーズ)】を完成させてから、過去問に取り組みましょう!
まとめ
ここまで、古文の共通テスト対策について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
ぜひ、この記事を参考に受験勉強を効果的に進めていってください!
この記事はここで終了です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!