![](https://kyubi.work/wp-content/uploads/2020/06/3201455_s.jpg)
現代文の共通テスト対策は何をすればいい?
センター試験から共通テストに変わったことで、現代文対策は変わるの?
そんな悩みにこたえるため、現代文の共通テスト勉強法とおすすめの参考書を紹介していきます!
目次
センター試験から共通テストになって、何が変わるの?
解答時間
センター試験においての、国語の解答時間は【80分】
共通テストにおいての、国語の解答時間は【80分】
現代文2題、古文1題、漢文1題の構成に変更はないため、
現代文に充てられる時間は「40分~45分」と大きくは変わらないでしょう。
また、問題量が一気に増加するようなこともないようです。
出題分野
共通テストは
文部科学省が提示している「高校学校学習指導要領」に従って作成されます。
そして、新しい学習指導要領では、「学力の3要素」について以下のとおり定めています。
【知識・技能】
既知の問題を解くための十分な知識・技能のこと。
「知識が重要視されない」ということはない。
【思考力・判断力・表現力】
「知識・技能」を基盤にして、未知の問題に対して解答を見出していく力。
【主体性・多様性・協働性】
「知識・技能」の「思考・判断・表現」を基盤として、答えが1つに定まらない問題に対して、
他者と多様な考え方を協働して、最適解を見出していく力。
➡ そしてこれら3要素をまとめて「生きる力」と定めました。
共通テストでは、このような力が求められます。
試行問題からの考察
ここからは、
試行問題を解いてみればわかるのですが、
共通テスト現代文には、センター試験現代文と比べて、かなり変わった点が存在します。
それは、【問題傾向】です。
ここからは、第一問、第二問に分けて考察していきます。
【第一問】は、センター試験では、論説文を題材とした問題でした。
試行問題でも、同じように、第一問では論説文が出題されたことから、
共通テストにおいても、第一問は論説文が出題されるでしょう。
しかし、【第二問】は大きな変更があることが予想されます。
センター試験では、第二問では一貫して小説が出題されていましたが、
一方、試行問題では、第二問では随筆、詩が出題されました。
このことから、共通テストでは、
「小説は絶対出ない」とは言い切れませんが、
かなりの確率で、小説以外の出題の可能性があることは念頭に置いて、学習を進めましょう。
また、【出題方法】にも少し変更点があります。
例えば、「2つ以上選べ」等のセンター試験では出題されなかった形式の問題が出題されることが予想されます。
図や表を用いた問題も今までよりも増加するでしょう。
これといった対策を立てる必要はありませんが、一応頭には入れておきましょう。
共通テスト対策におすすめの参考書
入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ)![](//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kyubi380-22&l=am2&o=9&a=4777213587)
共通テスト用の参考書ではありませんが、現代文の基礎を固めるためには【入試現代文へのアクセス 基本編】に取り組むことがおすすめです。
この問題集には、現代文の基本が全て凝縮されています。
文章読解の力を養うための【本文の解説】
解答の仕方を確立する【設問の解説】
重要語の意味を【語句の意味】
など多くのコンテンツが収録されており、
また、基本的な読解のポイントを〈読解へのアクセス〉として提示しているため、
この一冊で現代文のエッセンスを十分に吸収することができるでしょう!
【入試現代文へのアクセス 基本編】は〈基礎編〉〈発展編〉〈完成編〉がありますが、
共通テスト対策としては〈基礎編〉に取り組めばよいでしょう。
きめる! 共通テスト現代文 (きめる! 共通テストシリーズ)![](//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kyubi380-22&l=am2&o=9&a=4053051363)
【きめる! 共通テスト現代文】は、共通テスト対策に特化した参考書です。
共通テスト特有の問題の解き方について、考え方からプロセスがしっかりと説明されており、
共通テストを受験するのであれば、必ず取り組んでおいてほしい一冊です。
今までのセンター試験の良問11題を題材にしているため、
過去問に取り組む前に取り組んでおくことがおすすめです。
まとめ
ここまで、現代文の共通テスト対策について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
ぜひ、この記事を参考に受験勉強を効果的に進めていってください!
この記事はここで終了です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!