「ある程度、勉強を進めてきて、プラチカに取り組みたいんだけど、どうやって使えばいい?」
「全部の問題、やらないといけないの?」
そんな疑問を解消するため、現役京大生の【きゅうび】が「文系数学の良問プラチカ」のレベル、問題数、やる時期など、全てを徹底解説していきます!
「文系数学の良問プラチカ」のレベル
「文系数学の良問プラチカ 数学1・A・2・B (河合塾シリーズ 入試精選問題集 4)」は、数学の参考書、問題集の中では、かなり難易度の高いものとなっています。
プラチカに取り組むべき対象大学は、国公立であれば、東京大、京都大と言った旧帝大、神戸大、横国大など。私立であれば、早慶上智などになります。
しかし、上記の大学を志望していたとしても、
「数学が苦手だ」
「他の教科で点数を稼ぐつもりだ」
というような受験生は取り組まないほうがいいかもしれません。
先ほども言いましたが、この参考書はかなり難易度が高いため、途中で挫折してしまう可能性が大です。
「文系数学の良問プラチカ」の問題数
「文系数学の良問プラチカ 数学1・A・2・B (河合塾シリーズ 入試精選問題集 4)」の問題数は全部で149題です。
他の数学の参考書と比べると、問題数はかなり少ないほうです。
「2次関数、2次方程式、2次不等式」「三角比」「場合の数、確率」「図形の性質」「整数」「いろいろな式」「図形と方程式、不等式」「三角関数」「指数関数、対数関数」「微分法、積分法」「数列」「ベクトル」と12個のセクションに分かれており、分野ごとに学習を進めていくことができます。
問題数は多くはありませんが、一問一問は非常に難しく、時間をかけてやる必要がありますので、完成させるには、2カ月程度は必要でしょう。
「文系数学の良問プラチカ」に取り組む時期
「文系数学の良問プラチカ 数学1・A・2・B (河合塾シリーズ 入試精選問題集 4)」は、かなり応用的な参考書です。
「黄チャート」や「青チャート」、「フォーカスゴールド」と言った基礎的な参考書を完成させてから、取り組みましょう。
具体的な時期としては、8~9月あたりから、取り組み始められると、かなり順調だと考えてよいでしょう。
「文系数学の良問プラチカ」の次にやる参考書は?
「文系数学の良問プラチカ 数学1・A・2・B (河合塾シリーズ 入試精選問題集 4)」を完成させれば、もう新たな参考書に取り組む必要はないでしょう。
それよりも、今まで使った参考書の復習に時間を割くことが望ましいです。
また、復習が一通り進んだ後は「志望校の過去問」に進んでいきましょう。
過去問への取り組み方については、↓の記事でまとめているので、そちらもぜひ参考にしてみてください!