今回の記事では、関正生先生の英語長文集「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)」について、特徴と正しい使い方について解説していきます!
目次
「関正生の英語長文ポラリス(1標準レベル)」の特徴と正しい使い方
「関正生の英語長文ポラリス(1標準レベル)」のレベルと構成
「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)」は、英語長文の問題集です。
レベルとしては、共通テストや日東駒専、産近甲龍の入試問題に近い難易度となっています。
長文問題が十数題収録されており、他の長文問題集と比べると分量としては少なめです。
しかし、この参考書の大きな特徴は、そのすべてが網羅された解説です。
長文問題集は、解説はあまり詳しくないものが多い中、この「」は全ての文にSVOC等の詳細な解説と和訳がついており、もし問題を解いていて分からなかった文は、解説を読むことで、しっかりと復習することができます。
難しめの単語については、まとめて訳も載っているため、自分の苦手が非常にとらえやすくなっています。
また、音読用に、CDとスラッシュのついた本文が収録されており、リスニングやシャドーイングにも利用していけます。
「関正生の英語長文ポラリス(1標準レベル)」の使用期間
「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)」は、問題数としては少ないほうなので、素早く進めていきましょう。
一日1長文ずつ進めるとして、復習期間も合わせて、2~3週間程度で終わらせていきましょう。
復習に関しては、音読をすることをおすすめします。
目安としては、一度解いた長文を最低5回は音読してもらいたいです。
その際、CDを使ってシャドーイングを行うこともおすすめです。
「関正生の英語長文ポラリス(1標準レベル)」の取り組むべき時期
「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)」は、長文問題集ですので、取り組む前に英単語や文法についてある程度学習が進んでから取り組むのが望ましいです。
単語に関しては、「システム英単語<5訂版>」や「英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書)」文法に関しては、「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (名人の授業)」等に取り組んでから、もしくは、取り組みながら進めていきましょう。
具体的な時期としては、もし高3の初めから受験勉強を始めるのであれば、夏休みまで(6~7月)あたりには、始めたいところです。
「関正生の英語長文ポラリス(1標準レベル)」の到達点
「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)」を取り組み終わったのであれば、共通テストレベルの長文にはある程度、太刀打ちできるようになっているはずです。
国公立大学を目指すのであれば、もう少し難解な長文が2次試験に出題されることが予想されるので、もう1ランク難しい長文問題集に取り組んでいくべきでしょう。
しかし、英語学習においては、「長文」だけでなく、「英単語」や「英文法」、「構文解釈」などにバランスよく取り組んでいく必要があるので
そこには十分に注意しましょう!
「関正生の英語長文ポラリス(1標準レベル)」の次にやる参考書は?
「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)」の次にやる、英語長文の参考書として挙げられるのは、「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(2 応用レベル) (.)」や「やっておきたい英語長文500 (河合塾SERIES)」などです。
志望校にもよりますが、2次試験の長文に対応できるようにしていくためにも、取り組んでいきましょう。
また、それらに進む前に、「構文解釈」の参考書を1冊取り組むのがおススメです。
「大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座」や「基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)」などに取り組むことで、ある程度難解な長文にも対応できる力が身につくので、スムーズに学習を進めていくことができます!